幼なじみって大変だよな
渚side
雫寝ちゃったな。
コイツの寝顔はいつ見ても可愛い。
無垢な顔でスヤスヤ眠ってる。
いたずらってやめられないよな。
オレは雫の頬をつついたり、ぷにぷにしたたり、引っ張ったりした。
柔らかいからやめられん。
雫 「ん……」
雫が起きた。……だがオレのいたずらはまだ終わっちゃいない。
渚 「お前の寝顔が可愛いかったからいだずらした。ちなみに首にキスマークつけといたぞ」
ふふふ…
どうなる雫。
雫の顔は真っ赤になり、車内にあった大きな鏡で首筋を見ていた。
雫 「ついてないじゃない!!ビックリしたじゃんかぁ……」
渚 「でも寝顔は可愛いかった…」
オレは雫の耳元でそう呟いた。
ちょうど電車も駅に着き、扉が開いた。
オレは雫の手をひきながら電車をでて改札機を通った。
そのままさりげなく手を繋いで駅をでた。ちなみに恋人繋ぎだ。