幼なじみって大変だよな

残りの時間も難なく終わり早くも昼休みの時間が訪れていた。

恋 「雫!お弁当食べよ!」

恋が教室に入ってきた。

雫 「いいよッ!なぎさぁ、行こ?」

渚 「おう」

3人は屋上へ向かった。

楓 「遅いよー!僕もうお腹ペコペコー」

恋 「ごめんごめん。それじゃあ、全員そろったしいただぎましょうか」

楓はわーいと言ってものすごいスピードで弁当を食べ始めた。もうゲイもビックリ。

楓を見ていると、突然雫が

「なぎさぁ、あーん」

と卵焼きを差し出している。

んなことできるかバカやろう。オレにそんな恥ずかしいこと…。しかし、雫はそんなことお構い無しにニコニコしながら箸を向ける。……まぁ食ってやるか。

渚 「あ、あーん」

パクッ!

雫 「パクっていった!なぎさがパクっていったぁ!可愛いー!」

と雫は喜んでいる。

渚 「かっ可愛いってなんだよ!オレは男だぞ!?」

可愛いなんて言われ慣れてないオレは、正直テンパった。だけど、別の思考が働いた…。

可愛いなんて言ってくれるよな。けどこれは使える。

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