キミは私のモルモット
その夜、私は生物のレポートを追われていた。
「なんで、私がこんなことしなきゃならないのよ!」
自業自得。
タカ君が出してきた交換条件が、これだった。
一般教養科目の加藤教授の生物のレポート。
私も去年、同じ教授の同じ講義をとった。
ノートも完璧で、ちゃんとファイルしてとってある。
レポートもA評価だった。
だからタカ君からこの条件を聞いたとき、自分が去年出したレポートを少し表現を変えて写せばいいや、と簡単に了承した。
しかし、それが間違いだった。
帰宅して去年のレポートを探し出してみて初めて、去年と今年ではレポートの課題が違うことに気付き、うなだれた。
「なんで、私がこんなことしなきゃならないのよ!」
自業自得。
タカ君が出してきた交換条件が、これだった。
一般教養科目の加藤教授の生物のレポート。
私も去年、同じ教授の同じ講義をとった。
ノートも完璧で、ちゃんとファイルしてとってある。
レポートもA評価だった。
だからタカ君からこの条件を聞いたとき、自分が去年出したレポートを少し表現を変えて写せばいいや、と簡単に了承した。
しかし、それが間違いだった。
帰宅して去年のレポートを探し出してみて初めて、去年と今年ではレポートの課題が違うことに気付き、うなだれた。