キミは私のモルモット
バーベキューの帰り、シーズン真っ只中の高速道路は、案の定、渋滞。
何台かに分乗した私達は、途中で寄ったサービスエリアで、早めに夕食を済ませてしまうことにした。
先に助手席から降りて篤を待っていると、篤はケータイ片手に運転席から出てきた。
「あ、もしもし、俺。ちょっと渋滞で遅くなりそうだから、夕飯済ませて帰るから。うん、じゃあ」
相変わらず几帳面だなあ。
篤と付き合い始めて、4ヶ月。
外で夕飯を食べて帰るときは、必ず家に連絡する。
篤の家は3人家族。
お父さんは銀行マンで、平日はほとんど家で夕食をとらないらしい。
だから、お母さんは、篤と自分のためだけに食事を作る。
何台かに分乗した私達は、途中で寄ったサービスエリアで、早めに夕食を済ませてしまうことにした。
先に助手席から降りて篤を待っていると、篤はケータイ片手に運転席から出てきた。
「あ、もしもし、俺。ちょっと渋滞で遅くなりそうだから、夕飯済ませて帰るから。うん、じゃあ」
相変わらず几帳面だなあ。
篤と付き合い始めて、4ヶ月。
外で夕飯を食べて帰るときは、必ず家に連絡する。
篤の家は3人家族。
お父さんは銀行マンで、平日はほとんど家で夕食をとらないらしい。
だから、お母さんは、篤と自分のためだけに食事を作る。