キミは私のモルモット
「私の服は?」
「あっち」
タカ君は、ソファの上を指差した。
たたんでくれたらしい。
「ありがと」
毛布を巻きつけたまま洋服に手を伸ばそうとすると、タカ君に腕を引かれた。
勢いで、なかばタカ君に寄りかかるように倒れこんだ。
「な、なに?」
タカ君が、上から覗き込んでくる。
「俺がただで帰すと思う?」
「あっち」
タカ君は、ソファの上を指差した。
たたんでくれたらしい。
「ありがと」
毛布を巻きつけたまま洋服に手を伸ばそうとすると、タカ君に腕を引かれた。
勢いで、なかばタカ君に寄りかかるように倒れこんだ。
「な、なに?」
タカ君が、上から覗き込んでくる。
「俺がただで帰すと思う?」