先生は…❤
「今度、試してみる?」
先生は、私の耳元に軽く息をフッと吹きかけた。
「───っ!!」
私は耳を手で押さえる。
これ以上ないぐらい顔が真っ赤だと思う。
耳まで熱い。
「もう、先生っ!!」
すぐ、私をからかうんだから!
でも、それはいつかねって思ったけど、本人には言ってあげない。
だって、先生が意地悪だから。
笑いながら、私から離れる先生に軽く睨み付ける
先生は顔から笑みを消し、私に言った。