先生は…❤


「…ううん、何もないよ。」


先生は私をじっと見つめる。


私はそんな先生の目から、視線をそらし、
慌てて、その場を離れた。


先生は、私が瀬尾君にキスをされたことを知らない


だけど、私は、先生に見透かされてる気がして居心地が悪かった。





今日は、先生よりも早くベットに入り、寝てしまおうと思った。


でも、そんな日に限って眠れない


時計の音が気になる。


いつも、こんなに音大きかったっけ?


チッ チッ チッ チッ チッ チッ


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