先生は…❤
声の主は、先生と金沢先生の声。
やっぱり、先生まだ保健室に居たんだ。
「あ!!もう、じれったい。私が代わりに言ってあげるわよ。
ハッキリ言った方が彼女のためになるんだからっ!!」
ガタッと荒々しく椅子を立ち上がる音がした。
「やめてくれ、オレが言うから。
花梨は、オレの声で言葉で話せばきっと分かってくれる。」
「分かったわ。
でも、宮森君が話できなかったら、無理矢理にでも私が話聞かせるわよ。」
二人の会話が耳に入ってきた。
不安で押し潰されそうになる私。