君に届け
「皆さん、静かに聞いてください。
すでに知っている人も何人か居るようですが、この学校の生徒が今朝、交通事故で亡くなりました。
名前は斉藤桜さんです。
皆さんの同級生の子です」

生徒が一斉に話始めた


俺は信じられなかった

信じたくもなかった


「では皆さんで黙想しましょう」

先生はそう言って目をつぶり黙想を始めた


嘘だ…


今はこの言葉しか浮かばなかった
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