君に届け
そして学校が終わって放課後が来た



いつものように蘭が戻ってくるのを教室で待っていた


ガラガラ……



扉が開き蘭が入ってきた



『ごめんね?』


いきなり謝ってくる蘭



「大丈夫だよ!!」



笑顔で答える



そして
蘭が少し深呼吸したのがわかった



『隼君?』
改まって話し出す


「なに?」


俺も真剣になる





……………




しばらくの沈黙



そして蘭は言った
< 58 / 67 >

この作品をシェア

pagetop