君に届け
学校に着くなりすぐに自分の好きな桜ちゃんを探しに行く

斉藤桜 この学校のアイドル的存在


隼は一組で桜は三組



「もう来てるかな?」

心配しながら教室を覗くと角の方の席で本を読んでいる桜ちゃんを発見



静かに寄って行って


「今日放課後会える?ちょっと話あるんだけど…」

と赤面しながら話し出す
「すぐに終わるから」


すると

『いいよ?』


とすぐに返事が返ってきた


「じゃこの教室で待っててね」

そう言って自分の教室に戻った



とりあえず一安心


そう思って授業を忘れて静かに目を閉じた
< 6 / 67 >

この作品をシェア

pagetop