君に届け
「大好きだよ」


笑顔で答えてミルクティーを差し出す



『ありがと』


「じゃまたな」


そう言って後ろを向こうとしたら蘭が腕を掴んだ



「どうした?」

はっきり言って少しびっくりした



『抱きしめて?』



蘭はそう言って手を離した


何も言わずに抱きしめる



身体に二人分の熱が溜まってくる感じがした



「蘭?」


顔が覗けるくらい少しだけ離れる


そしてキスをした
< 65 / 67 >

この作品をシェア

pagetop