もしもこの先-先生との約束-(仮)

キーンコーンカーンコーン





やっとお昼だ…


「はいはいはい〜」

「どうしたの?!」

藍と奈緒と私は
チャイムが鳴ると同時に
春に質問攻め。



「それがね...」


深刻そうな顔をして
うつむく。


“ちょっと聞いてよ〜”
と言っていたときとは
だいぶ違う表情。



「ん?」


「なんか全然
メールこなくて…」


「…?」


メール…

ちょっと安心した。
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