おまえら最低。
ミカが練習に来るようになって3ヶ月


最初は苦手に感じていたが


だいぶ私達は仲良しになっていった


一緒に買い物へ行ったり


ランチしたり


あたしは妹ができたみたいで嬉しかった


もちろん


デートも4人で出かける事が多くなった


「サエさん達ってほんとにお似合いだよ!美男美女だし」


ミカが言う


「そんな事ないよ、ミカちゃんも可愛いよな?サエ?」


ユキが答えた


私も笑顔で頷きミカを見た


ミカはとても嬉しそうだ


かっちゃんも彼女の事を褒められて嬉しい様子


そんな楽しい日々を過ごしていた19歳のあたし


それは


少しずつ壊れ始めていく


< 6 / 8 >

この作品をシェア

pagetop