H.T.
しかし、チビとカワイィだけでこれだけ感情が高ぶるのだから、扱いやすい。
いや、からかい甲斐がある。
アークは、ロードの怒りが最高潮に達したところで、首輪から伸びる鎖を手に取る。
それをカプセルの液体に手を突っ込み、中のヒトガタについている首輪と連結させた。
アークは鎖を持っている手を青く発光させた。青いひかりは鎖全体に移り両者の首輪に達する。
すると、ロードの首筋に浮かんでいる文字のうち頭の愛の字が輝きを失った。
それと同時にせり出していた眼球が元に戻った。
「ん……?」
アークは首を傾げた。
次に滅の文字が輝きを失う。
「何か違うな……」
アークの頭の上の疑問符が増えた。
首輪と鎖はロードの怒りで増大したエネルギーをほかの物質に送るためのものなのだが、まだ二文字消えるほどエネルギーを転送していない。
文字も、消えるなら頭の愛からではなく、尻の羅から消えるのが普通だ。
そんな事を考えているうちに、修羅の文字が青白く光りだした。これも初めての現象だ。
いや、からかい甲斐がある。
アークは、ロードの怒りが最高潮に達したところで、首輪から伸びる鎖を手に取る。
それをカプセルの液体に手を突っ込み、中のヒトガタについている首輪と連結させた。
アークは鎖を持っている手を青く発光させた。青いひかりは鎖全体に移り両者の首輪に達する。
すると、ロードの首筋に浮かんでいる文字のうち頭の愛の字が輝きを失った。
それと同時にせり出していた眼球が元に戻った。
「ん……?」
アークは首を傾げた。
次に滅の文字が輝きを失う。
「何か違うな……」
アークの頭の上の疑問符が増えた。
首輪と鎖はロードの怒りで増大したエネルギーをほかの物質に送るためのものなのだが、まだ二文字消えるほどエネルギーを転送していない。
文字も、消えるなら頭の愛からではなく、尻の羅から消えるのが普通だ。
そんな事を考えているうちに、修羅の文字が青白く光りだした。これも初めての現象だ。