H.T.
「ほんとにぃー?」
ロードの音色が輝いている。
「……おう」
戸惑い混じりの返事。いつもならギャーギャーさわいで襲いかかって来るところだが。
「嬉しい!」
「否定しないのか?」
思わず口をつく疑問。
「いつものは、て・れ・か・く・しっ」
絶対嘘だー!!(心の中で叫ぶ)
心臓に凶器(手)を突き立てておいてそれはない。これが、最近巷で流行のファンタジー小説でいう究極のツンデレ!?
相手を半殺し(悩殺的な意味で)にしてデレデレすると言うあれか?
「それで何だっけ?」
一瞬何のことだか分からなくなった。
「俺を殺すのかなぁ?」
口角を吊り上げてみせた。
「そうじゃなくてぇ、アークは何したいんだっけ?」
「ん?」
何の事やら……で、ある。
「あ、ボクとエッチィことしたかったんだっけ?」
「確かにしたいが……」
「だからこんな鎖でボクの事繋いでるのかぁ……アークって変態さんなんだね!」
否定できない……。キメラの外見をロードそっくりさんにしようって時点で自分は相当イカれていると大声で叫んでいる様なものだ。
ロードの音色が輝いている。
「……おう」
戸惑い混じりの返事。いつもならギャーギャーさわいで襲いかかって来るところだが。
「嬉しい!」
「否定しないのか?」
思わず口をつく疑問。
「いつものは、て・れ・か・く・しっ」
絶対嘘だー!!(心の中で叫ぶ)
心臓に凶器(手)を突き立てておいてそれはない。これが、最近巷で流行のファンタジー小説でいう究極のツンデレ!?
相手を半殺し(悩殺的な意味で)にしてデレデレすると言うあれか?
「それで何だっけ?」
一瞬何のことだか分からなくなった。
「俺を殺すのかなぁ?」
口角を吊り上げてみせた。
「そうじゃなくてぇ、アークは何したいんだっけ?」
「ん?」
何の事やら……で、ある。
「あ、ボクとエッチィことしたかったんだっけ?」
「確かにしたいが……」
「だからこんな鎖でボクの事繋いでるのかぁ……アークって変態さんなんだね!」
否定できない……。キメラの外見をロードそっくりさんにしようって時点で自分は相当イカれていると大声で叫んでいる様なものだ。