RealPlayer!‐いじめをする側‐
その日から
毎日いじめは行われた。
愛も毎日休むことなく
学校にきた。
最初は罪悪感も少しはあった。
けど毎日しぶとく学校にくる愛に
少し悔しさを感じていくうちに
罪悪感なんていう6文字は私の心のはるか遠くに
行ってしまった。
ガラガラッ…
「うわっまーた来たよ。ごみが!」
恵が叫ぶ。
「帰れ!帰れ!帰れ!」
恵の「帰れコール」は
次第にクラスの半分もの人たちが
音を鳴らす。
「いい加減こなければいいのにねえー。」
クラスの関係のない人たちまで
私たちのいじめを機に
悪口を言い出す。