RealPlayer!‐いじめをする側‐
「そうだよ!
 泉美!貴方あたしを
 恨んでたからこんなことするんでしょう?
 前の泉美との立場と
 今のあたしの立場一緒じゃん!!
 でもあたしは泉美をいじめたいと
 思わないよ!」

愛は泣きながら私の目を見て叫んだいる。

「一緒にしないで!」
私がそう言った瞬間
―パチン!

「逃げないで!」

愛が私の頬を打った。

「あたし…
 もうすぐ引っ越すんだ。」

今度は静かな声で喋りだした。

「親があたしがいじめられてるのに
 気付いて…
 明日11時30分の飛行機で
 大阪に行く!」
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