RealPlayer!‐いじめをする側‐

がちゃっ…

「泉美…。」

泣き腫らした目をして
愛がでてきた。

「愛…。聞いて。
 私愛が一番の親友だった。
 一番大切な人だった…。
 なのに…
 なのに私はあなたを傷つけました。
 大切な人が…
 愛が近すぎて
 でもその距離は遠くて…
 ごめんなさい。
 本当にごめんなさい。」

私は謝りながら
ぼこぼこしたコンクリートに
額をくっつけ土下座した。
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