いつまでも・・・

昼休み、アサミと屋上へ



「寒い~」



「大丈夫か?」



「うん」




アサミと鉄柵に寄りかかり



いきなりアサミが
グラウンドに向かって

大声で



「タクミ~だ~い好き!」



「おいっ!アサミ!!」




「いいじゃん」




「皆、見てるし」




「関係ないよ
ほら早く!次はタクミだよ」



「えっ!?
オレも言うのか??」



「当たり前じゃん!
大声で言ってね」



マジで??

恥ずかしいんですけど


ヨシッ!!



「アサミ~だ~い好きだ~」



オレは大声で叫んだ

グラウンドにいる皆が
オレ達を見上げて見ている。


恥ずかしいぞ!!



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