いつまでも・・・

「タクミが好きな女って
誰よ!教えてよ!」



「教えられね~
オレはお前と別れる
いいな!!」



勝手なことは分かってる



「別れない!

別れないから!!」



サユリは泣きながら部屋を
飛び出した。



オレはシンゴの携帯に掛け



「サユリに別れ話したら

絶対別れないって
言っててよ

どうしたらいい??

オレ、別れたつもりでいて
いいよな??」




「サユリ
お前に惚れまくりだもんな!

サユリに関わるな
そのまましてたら
サユリも諦めるんじゃね~か」




「だといいけどな
サユリには
オレがユキに惚れてること
言うなよ!」



「あぁ、分かってるよ
マイ帰って来たか?」



お前マジなわけ?




「まだ帰って来てね~よ
他にイイ女いるだろ!!」



「いね~よ
マイがいいんだよ」




生意気で、我がまま女の
どこがいいのか

まぁ~人それぞれだしな。



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