いつまでも・・・
夏休みが終わり
2学期が始まった。
学校では、タイキが
雑誌に載っていたことで
タイキは今まで以上に
女達から囲まれていた。
ユキ・・・
泣いたりしてね~か??
辛くないか??
お前のことが心配なんだよ。
サユリは授業が終わると
オレのクラスに来て
「タクミ~」
前と何も変わっていない
毎日のように、サユリから
「タクミ、今日家に
行ってもいい?」
「サユリ悪いけど
家には呼べないから
早くイイ男
見つけろ、なぁ!」
「無理だから・・・
タクミじゃないと
イヤなんだから」
毎日こんなやり取りが
サユリからのメールは
1日何回も
夜中にも携帯に掛けてくる
いい加減にしてくれ
オレはサユリからの連絡は
一切取らなかった。