いつまでも・・・
シンゴとボーリング場に
向かっていたら
♪♪♪
マイからだ
「どうした?」
「お兄ちゃん、今何処?」
急にどうしたんだ?
「シンゴと
ボーリング場に
向かってるけど何かようか?」
「今から帰って来て
早く、お願い」
様子がおかしい
友達と一緒じゃないのか?
「どうした
家にいるのか?」
「家にいるよ
怖い、早く!」
心配になり
「今から行くから
玄関閉めとけよ
誰も入れるな、いいな」
携帯を切り
シンゴと急いで家に向かった。
玄関の鍵を開け
階段を駆け上り
マイの部屋に入る。
「マイ、どうした!?」
マイは布団に包まっていた。
「ストーカーが
家の前にいる!
ず~っと
私の後付けて来て
家の前で、私の部屋
見上げて
見てるんだもん」
シンゴは部屋の窓を開け
見渡している
「誰もいね~ぞ」
「いるもん!
私の部屋見てたんだよ」
オレは外に行き
家の付近を見て歩いたけど
誰もいない
マイが
勘違いしてるんだろ。