いつまでも・・・
シンゴと教室に戻り
カイト達からは
「タクミ、ダサッ!」
「シンゴが悪り~し」
シンゴが、外窓から入るから
オレも真似して
入ったんだからな!
面白くね~!
昼休み一人で屋上に
んっ!!?
ユキ!!
「ユキ・・・
どうした一人で」
一人で鉄柵のとこに
空を見上げている。
「タクミ先輩・・・」
「ユキが屋上って珍しいな」
何かあったに違いない
淋しそうな目
今にも泣きそうな顔
ユキ・・・
「・・・・・」
ユキは、うつむいたまま
「ユキ?何かあったか?」
オレは、ユキに近づき
顔を覗き込む。