いつまでも・・・

「・・・ユキ」



ユキは何も言わない。



「ユキ、近くのコンビ二に
甘い、お菓子買いに行くぞ」



ユキの手を取り走った


学校を抜け出し

ユキと走った。




「ハァ・・・ハァ・・・

タクミ先輩ハァ・・・
もうハァ・・・ダメ・・・ハァハァ・・」




「ハァ・・・ハァ・・・
オレも・・・ハァ」



二人でその場に座りこみ
顔を見合わせ微笑む。



「のど渇いた~」



「私も」



オレは立ち上がって
座ってるユキの手を引っ張り



「行こう」



「うん」



コンビ二で
お菓子と飲み物を買って
駐車場に二人で座った。



「オレ、これ食うぞ」



「それ私のなんですけど」



「ユキ、敬語禁止!
タメ口いいな!」



ユキは、敬語とタメ口
両方使って喋っていた。



< 135 / 294 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop