いつまでも・・・
「・・・ユキ」
ユキは何も言わない。
「ユキ、近くのコンビ二に
甘い、お菓子買いに行くぞ」
ユキの手を取り走った
学校を抜け出し
ユキと走った。
「ハァ・・・ハァ・・・
タクミ先輩ハァ・・・
もうハァ・・・ダメ・・・ハァハァ・・」
「ハァ・・・ハァ・・・
オレも・・・ハァ」
二人でその場に座りこみ
顔を見合わせ微笑む。
「のど渇いた~」
「私も」
オレは立ち上がって
座ってるユキの手を引っ張り
「行こう」
「うん」
コンビ二で
お菓子と飲み物を買って
駐車場に二人で座った。
「オレ、これ食うぞ」
「それ私のなんですけど」
「ユキ、敬語禁止!
タメ口いいな!」
ユキは、敬語とタメ口
両方使って喋っていた。