いつまでも・・・
ユキは泣きながら
「・・・タクミ先輩
今日、泊めて下さい」
「いいぞ」
何も聞かず
ブランコに乗ってる
ユキの後ろに行き
ユキの背中を押して
ブランコを揺らした。
「元気だせ」
ユキのすすり泣く声
胸が痛くなるんだよ。
ユキ、オレやっぱり
お前のことほっとけね~よ
後から抱きしめた。
「・・・タクミ先輩?」
「ユキ、帰ろう
オレの家に行こう」
ユキは
深くうなずいた。
ユキの手を取り学校に
5限目の授業は終わっていた。
オレは
ユキと家に向かった。
ユキは、オレの手を
握り微笑む
オレもユキに微笑んだ。
部屋に入り座る
「タクミ先輩
泊まっていいんですよね?」
「敬語禁止!
何回言ったらわかる!
泊まっていいから」