いつまでも・・・
ユキの隣に座り
ユキの手を握った
オレはユキを見つめ
「ユキ・・・
また好きになっちまうかも」
「・・・ずっと、今も
タクミ先輩のこと好きだよ」
ドキドキ
(好きだよ)
ユキからの言葉
オレの気持ちは
激しく揺れる
ユキとの思い出が駆け巡る
ユキ・・・
ユキを抱きかかえベッドに
「・・・・・」
「ユキ、いいか?」
「・・・うん」
ずっと前からユキと
ひとつになりたかった
ずっと前から
こうしたかった
オレはユキを
誰よりも愛した。
「・・・ユキ、やっぱり
お前じゃないと無理」
ウソじゃない
真剣に想ってる。
「・・・タクミ先輩
私、今幸せだよ
大好きなタクミ先輩と
愛し合えて・・・」
ユキの目から涙がこぼれ
オレに抱きついてきた
ユキを強く抱きしめた。
何度も
愛のあるキスを交わす。