いつまでも・・・
昼休み、ユキと屋上へ
ユキと手を繋ぎ
扉を開ける。
イヤなこと
思い出したかもしれない
オレの好きな屋上で
ユキと過ごしたい。
オレが
忘れさせてやる!
「ユキ!」
ユキに顔を近づけ
ユキの唇ギリギリの
とこまで近づいた。
「なっ・・・何?
タクミ先輩、近いんだけど」
「・・・・・」
「聞いてる?顔近いよ!」
オレは、わざと黙って
ユキからキスを
してくるよう誘っていた。
ユキの吐息が
オレの唇を感じさせる。
ヤバ!
オレからキスしてしまいそう
ガマンだ!
ユキからキスされたい!
ユキは何も言わず
何もしない。
もう無理・・・
オレからキスしてしまった。