いつまでも・・・

授業中も
ユキを懲らしめる作戦を考え


ヨシッ!


オレから
何もしない作戦で!

そうしたら
ユキから来るに違いない!


勝手に思い込み


絶対Hもキスもしね~

絶対に、絶対にな。


オレがユキに
押しっぱなしだから
今度は引いやる!

引きまくってやる。


昼休みユキと屋上へ



「先に行きやがって
オレ、一人で学校来たんだぞ

それに、何だよ
あの手紙は
ユキが、拒むなら
オレにも考えがあるからな」



「何怒ってんの?
意味分かんないし」



「何だと!
意味分かんないだと

ふざけやがって
オレを困らせて

笑ってんだろ!」



天使の顔した悪魔め!


ユキの手が
オレの頬を撫でる



えっ?



「困らせてないよ」



ヤバイ!
そんな顔されたら

オレの作戦が・・・

またユキのペースに
はまってしまう



「何だよ!」



「面白い顔」



何を~この野郎!

ユキ!
性格悪くなってないか?

前まではいつも



(タクミ先輩)って


可愛げがあったのによ。



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