いつまでも・・・
翌日
昼休み屋上で
ユキに問い詰める
「ユキ!最近冷て~よな
忙しいって
泊まりに来ね~し
昼休みだって
マイと一緒にいるだろ
オレといたくないのか?
何やってんだよ
オレには言えないのか?」
ユキは少し困った顔で
「もう少しガマンして」
「何を?」
「・・・色々と」
意味分かんね~
毎日、毎日
オレの誘いを断って
何やってんだよ!
「ユキ、お前
何やってるか言えよ」
「秘密だもん・・・」
「マジでムカつくんだよ!
オレに隠し事かよ
お前、タイキの時のように
またオレに何も話さないのか!!」
「・・・・・」
ユキは走って行ってしまった。
オレ・・・
バカだよな
最低だよな
思わず口にしてしまって
ユキを傷つけて
辛くて、苦しくて
オレに知られたくなくって
オレに話せなかったんだもんな
オレが一番分かってるのに
最低だな・・・
マジでバカだよな
ゴメンなユキ。