いつまでも・・・
ユキと一緒にオレの家に
久々来てくれたユキ
「部屋汚いよ
何で片付けないの?」
「ユキが来ないから」
「私のせいにしないでよ」
ユキは窓を開け
部屋を片付ける
涼しい風が入って来る
ユキはベランダに出て
空を見上げてる
淋しそうな顔して
オレのせいだよな・・・
ゴメンなユキ。
「ユキ、今日
泊まるだろ?」
「どうしようかな?」
ユキの顔は微笑んでいた。
「ユキと
もっともっと
分かり合いたい
もっともっと
愛されたい
ユキ、ダメか?」
「いいよ」
待ってたんだぞ
ユキが来るのを
ユキが優しくしてくれるのを
ユキはオレに近寄り
オレの手を握り締めた。
「もうすぐ、誕生日だね」
「ユキ
オレの誕生日知ってたのか?」
「当たり前だよ
彼氏の誕生日知らない
彼女なんていないよ」
優しい顔で
オレを見る。