いつまでも・・・
マイはシンゴの家に
泊まり行き
隣の部屋は
静まり返っている。
「風呂一緒に入ろうか?」
「絶対イヤ」
ユキから風呂に入り
その間、オレは
雑誌を見ていた。
ベランダに出て
夜空を見上げる
雲と雲の隙間から
輝いて見える
いくつかの星
星に願う
オレの願いは
(いつまでも
ユキと一緒にいたい)
叶えてくれよ
「タクミ先輩、お風呂いいよ」
「おぅ」
風呂に入り
今日のユキの
涙を思い出し
胸が痛くなる。
もう、ユキを
泣かせたりしない
心に堅く決めた。
風呂から上がり部屋に
「ユキ、上がったぞ」
ユキはベッドで
寝息をたてながら寝ていた。
カワイ~顔して寝てるし
オレはユキの寝顔を
ず~っと見ていた。
唇を指で撫でた
柔らかい唇
ユキを起こして
感じ合いたい
そのまま寝かせておいた。
気持ちよさそうに
寝ているから
カワイ~寝顔だから
愛してるよ
ユキ。