いつまでも・・・
「オレ、幸せだよな
ケーキ作ってもらって
ユキから祝ってもらって
マジ、ありがとうな」
ユキはリビングに行き
ナイフとフォークを持ってきた。
ケーキを切って皿にのせ
「タクミ先輩、食べて」
「いただきま~す」
ユキはオレの顔を見て
「美味しい??」
「めっちゃウマ!!
幸せ~最高!」
ユキは喜んでいた
ユキはバッグから
リボンが付いた箱をとり出し
「はい、プレゼント」
「いいのか?
プレゼントまでもらって
何か悪いな」
小さい四角い箱
箱を開けてみると中に
リングが入っていた。
「ユキ!いいのかよ」
「いいよ
タクミ先輩見て」
ユキの左手にはリングが
「もしかして
ペアリングか?」
「うん
ふんぱつしちゃった」
「ユキ、ありがとう
大事にするからな!」
ユキはリングを
オレの左手にはめた。