いつまでも・・・
夏の歓喜
7月に入り
昼休みユキとシンゴ
マイで中庭に行き
夏休みの計画を
たぶん
オレとシンゴは
夏休み補習が
待ってるだろう。
期末テストは悪いし
授業はサボってるしな。
ユキは
「あのね~泊まりで
海に行きたいんだけど」
「私も海がいい」
「なら泊まりで
海に決定!!」
「タクミ~
顔がニヤついてるぞ」
「ニヤついてね~し」
ユキの水着姿を
想像してしまった。
もうすぐ夏休みだ
思ってた通り
オレとシンゴは
補習が待っていた。
サボらず補習を受け
何時間も頑張っていた。
シンゴが雑誌で
一泊8千円の
民宿を見つけ
民宿から海まで歩いて5分
皆、賛成で予約を入れた。
ユキとマイは
水着を買いに
オレとシンゴも
サーフパンツを買った。
ユキに買った水着を
見せてと頼んだんだけど
当日まで
見せないと断られた。
シンゴとマイは
お菓子を山ほど買い
バッグに詰め込んでいた。