いつまでも・・・

「タクミ先輩、楽しみだね」



「あぁ、楽しみだな」



ユキは嬉しそうに
はしゃいでいた。



「なぁ~ユキ
もうそろそろ
先輩言うの止めろよ」



ユキから(タクミ)って
呼ばれたいんだよ

先輩って
言ってほしくないんだよ。



「・・・ぅん~言えないよ」



「何で?」



「今までタクミ先輩って
呼んでたから
急に呼び捨ては無理だよ」



いつになったら

(タクミ)って
呼んでくれるんだ!




明日は皆で海に!



夜ベッドに入ったユキは



「寝れない、どうしよう・・・」



ユキ、子供じゃん!

ワクワクしすぎなんだよ!



「オレが手を
握っててやるよ」



ユキの手を握り
ユキの髪を撫でた。



気づくとユキの寝息が
いつ見てもカワイ~な



ん!?


ヤバァ!!


オレが眠れね~!!!



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