いつまでも・・・

1限目の休み時間

1年の女、モモカから
オレは告られた。


付き合っている女がいるからと
断ったけど

彼女がいてもいいから
オレと付き合いたいと
ひつこく言い寄られた。


言い寄られても
オレにはユキがいる

ユキじゃないとダメなんだよ

ユキ以外の女なんて
考えられね~

ユキ以外の女は眼中にないしな。


モモカはオレの携番とメアドを
必死に聞き出そうとしていた


あまりのひつこさに
メアドだけ教えた

さすがに携番は無理。


メールが来ても
返信しなければいいしな

気楽に考えていた。



授業中、モモカからのメールが
  


《いつ彼女と別れます?
タクミ先輩と早く付き合いたい》



何だ!?


オレはユキと別れるきね~し
お前と付き合うきね~んだよ


次々とメールが来る


メアド教えなければよかった
後悔しまくり。



一切返信しないで
モモカから来たメールは
全て削除!



昼休みユキと屋上に



屋上の扉が開き




「タクミ先輩、やっと見つけた」




モモカだ!!



< 216 / 294 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop