いつまでも・・・
ユキと外の
体育倉庫に隠れた。
「倉庫、臭いな」
マットの上に座り
「何する?」
「何もしないよ」
ユキの顔を見て小声で
「しちゃう?」
「なっ・・・何言ってんの」
「冗談だよ、怒んなよ」
ユキの顔は膨れっ面に
倉庫でしたことあるくせに
何で怒るんだよ!
「タクミ先輩・・・
タクミ先輩の部屋でしたい」
「ふ~ん、したいんだ」
ユキの顔を覗きこみ
「ユキ、最近エロくなったよな」
「・・・・・」
ユキの顔は真っ赤になり
オレの頬をつねってきた。
「いっ・・痛い!」
おもいっきり
つねりやがって
ユキの頬をつねり返し
二人でつねりあい。
「痛い!タクミ先輩のバカ」
「ユキが悪いんだろ!」
ユキの赤くなった頬にキスをした
ユキは微笑んで
オレの頬にキスを
素直に喜び合い
気持ちを伝え合う
さりげない、ユキの優しさが
オレを和ませる。
いまだに
ドキドキしてるんだぞ。