いつまでも・・・
妊娠と夢
11月の終わり
冷たい風が頬を赤く染める
「タクミ先輩、ファミレス行こう」
「あぁ」
夕方
シンゴとマイも誘い
四人でファミレスに。
四人で座り
ラブホの話で盛り上がる。
何処のラブホがいいとか
クリスマスは
予約しないと無理だとか
ユキは真剣に聞いていた。
まだオレ達は、あの日の一回だけ
ユキはオレの部屋が好きだから
ラブホには行かなくっていいって言うし
でも、マイの話は
真剣に聞いてるんだよな。
行きたいのか?
ユキは、ハンバーグセットの
ライス大盛りを頼み
皆、驚いた。
「ユキ!食いきるんだろ~な」
「お腹空いてるから
余裕で食べれるよ」
ユキは全部食べ終わると
デザートを頼み
幸せそうな顔で食べている
「細い身体してよく食うな」
「食べたいもん!」
オレより食ってるし
腹壊すんじゃないか?
オレの心配をよそに
笑顔で食べているユキ