いつまでも・・・

「マイ、コンビニ行こう
お菓子買ってやるからさぁ~」



「シンゴさん、私
いっぱい買っちゃいますよ
いいんですか?」



「いいよ
タクミとユキちゃん、何がいい?

オレとマイで行って来っから」




「ユキは
甘~いお菓子だもんな」



「甘~いお菓子
お願いします」



カワイ~な



「オレ、カフェオレとえびせん!」



「分かった」



もしかしてシンゴ
オレに気を付かってくれたのか?


それともマイと二人に
なりたかっただけとか?


どっちでもいいけどな。



ユキと二人

それもオレの部屋で



何を話せば・・・



「タクミ先輩、好きな人に
メールしました?」



「あぁ~メールした
でもよ~
相手にしてくれね~んだ

オレの気持ち
伝わってね~しな」




「タクミ先輩のメール
私だったら嬉しいですよ」



・・・ユキ



お前に送ったんだぞ


お前なんだぞ・・・



「メールの練習さぁ~
うぜ~だろ?
毎日、ユキに送って
迷惑メールと一緒だよな、ゴメンな」




「楽しいですよ
迷惑とか思ってないし
タクミ先輩、またメール下さい」




ユキの輝いた瞳に
吸い込まれそうだ



「いいのか?
また変なメール送っても」


「変じゃ~ないですよ
メール待ってます」




ユキの優しい眼差し
見とれてしまう。



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