いつまでも・・・

ユキの唇に目がいく


ユキの唇、プルンとしてて
柔らかそうなんだよな。


ヤベ~

何考えてんだオレ!



ユキと目が合い


ドキドキ!


変な沈黙が・・・


何か喋んね~と


考えるほど
わけ分かんね~し


シンゴ~

早く戻って来い!!


どうすれば
この場を乗り切れるんだ!

シンゴ~助けてくれ!


ヤベ~ぞ



思わず



「ユキ、良かったら
今度オレとデートして下さい」




「はい、いいですよ
楽しみにしています」



目を合わせ
二人で微笑み照れ笑い。




「・・・ユキ、マジで
デートしようか?」



「・・・・・」



「ウソだよ!
ビックリしたろ?」



ユキは小声で



「・・・いいですよ」




えっ!!!?


今、(いいですよ)って
言ったよな!!



部屋のドアが開き



「ただいま~」



シンゴ早え~んだよ!!
もっとゆっくりして来いよ!!


テーブルの上に
お菓子が並べられ



「どうぞ
オレのおごりだから」



「シンゴ先輩
いただきま~す」



ユキ、気になるじゃん!


デートしてくれるのか?


ユキの顔を見るけど
目を合わせてくれね~し


オレの聞き間違いか?



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