いつまでも・・・
ユキは6ヶ月に入り
毎日、オレと散歩をして
料理の勉強をしている。
もうすぐ四月
専門学校の入学式が待っている。
オレはスタンドで
バイトを始めた。
少しでも稼いで
ユキと赤ちゃんの為に
貯めておきたかった。
朝から夕方まで働いて
疲れて帰って来ていた。
ユキの笑顔を見ると
元気がでて
明日もガンバってやる
力が出る。
春休みのマイは
いつも家にいるユキを
買い物に誘ってくれていた。
オレの部屋は
ベビー用品が山のように
ユキとマイは
カワイ~からと言って
すぐに色々と買ってくる
ベビー服なんか
何着もあり
「ユキ、ベビー服は
もう買わなくっていいからな」
「え~カワイ~のあったら
買っちゃうよ」
「ダメだから!」
何度言っても
買って来るユキ!
部屋でベビー服を並べて
「全部、着させるもんね」
ベビー服を抱きしめて
「カワイ~」
顔を埋めている
ユキもカワイ~ぞ。