いつまでも・・・

皆が帰ったあと

オレはユキの携帯に
初めて掛けた。



「タクミだけど
ユキ、マジでいいのか?」


「いいですよ」




嬉しい!



「ユキ、タイキと
うまくいってないとか?
タイキと何かあったか?」



「何もないですから
タイキには秘密にしてて下さい」



マジで何もね~のか?
声に元気ね~ぞ。




「テスト終わってからがいいよな」



「はい」



「また、連絡するからな」




携帯を切り
ベッドに倒れ込み

クロールや平泳ぎの真似を



♪♪♪


シンゴからだ



「タクミ~
何かいい事でもあったか?」



教えたくね~



「何もね~よ」



「ウソつけ!
ユキちゃんと何かあったな?

もしかして
オレとマイが
コンビ二に行ってる間
変なことしてたんじゃね~のか?」



「お前じゃね~んだから
何もね~よ
喋ってただけだしな

お前こそ
マイと何かあったとか?」



最近お前ら仲いいからな!!




「何もね~し
オレ、マイに告ってみようか
迷ってんだよ、早いか?」



「いいんじゃ~ねの
マイもシンゴに
気がありそうだしな」



はぁ~

オレなんか

男いる女、好きになったんだぞ


どうすれば・・・



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