いつまでも・・・
オレは
ユキがマイの部屋に
来るのを楽しみにしている。
ユキがマイの部屋に来たら
TVを消音にして
隣のマイの部屋の様子を
伺っているオレ。
ダセェ~よな
でも、気になる!
♪♪♪
携帯が鳴る
サユリだ。
「タクミ、もうすぐ
夏休み終わっちゃうよ!
ねぇ~明日さぁ~
皆でカラオケ行こうよ」
カラオケに行ってる
ヒマねぇ~し
少しでもユキの
近くにいてぇ~
「わり~明日無理」
「用事でもあるわけ?」
「シンゴと約束してっから」
シンゴと
約束なんかしていない
ウソを言った。
「じゃ~明後日なら
いいよね?」
「・・・あぁ、いいぞ」
「約束だからね!」
仕方なく約束をして携帯を切る。