いつまでも・・・
「タクミ先輩
ここ絶叫系の
三大コースター有名ですよ」
えっ?
絶叫系!!
ヤバイぞ
オレ、絶叫系苦手なんだよ・・・
「有名なら乗って
帰らね~とな」
気取ってしまった・・・
マイが
「皆でバイキング乗ろう」
「乗ろう、乗ろう」
シンゴとマイは
はしゃいでいる
ユキも笑顔で
「乗りたい」
オレ、お子様向けので
いいんですけど・・・
四人でバイキングに
ん!?
バイキングじゃなく
スーパーバイキングって
書いてあるぞ!!
スーパーだぞ!スーパー
スタッフが
「は~い、どうぞ」
マイは小走りで
「こっち、こっち」
一番端じゃね~か!
オレを殺すきか!!
四人並んで座り
ユキの顔を見る
笑ってるし
心臓、バクバク状態
顔は引きつって
手には汗が・・・
ブザーが鳴り響く。