いつまでも・・・

オレ、叫んじゃうかも・・・


歯をくいしばり手に力が入る。


動き始め

心臓がバクバク!!



「キャ~ァア~」



ユキとマイは叫んでいる



「ゔぉぉ~ぉ」



思わず声が出る


隣のユキに聞こえてないか
心配になる。


ユキは楽しそうな顔して
叫んでいる。


動きが止まり
やっと終わった!


ヤバイ、気分悪り~し



「三大コースタ乗ろう」



「乗ろう、乗ろう」



何っ!!?



かなりの絶叫系!


三種類のコースターだぞ!

三種類も乗れね~よ!!



「タクミ~もしかして
ビビってるとか?

顔色よくね~ぞ」



「な・・・っ何言ってんだよ
シンゴがビビってんだろ」



強がって言ったものの
シンゴの言った通り

ビビってる!



「オレ、余裕余裕!」



シンゴ、楽しそうでいいよな


オレ帰りて~

遊園地って言い出したのは

オレだった・・・



ユキと一緒なら
大丈夫、大丈夫。



足どりは重く
皆の後をついて歩いていた。



< 39 / 294 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop