いつまでも・・・
オレ、叫んじゃうかも・・・
歯をくいしばり手に力が入る。
動き始め
心臓がバクバク!!
「キャ~ァア~」
ユキとマイは叫んでいる
「ゔぉぉ~ぉ」
思わず声が出る
隣のユキに聞こえてないか
心配になる。
ユキは楽しそうな顔して
叫んでいる。
動きが止まり
やっと終わった!
ヤバイ、気分悪り~し
「三大コースタ乗ろう」
「乗ろう、乗ろう」
何っ!!?
かなりの絶叫系!
三種類のコースターだぞ!
三種類も乗れね~よ!!
「タクミ~もしかして
ビビってるとか?
顔色よくね~ぞ」
「な・・・っ何言ってんだよ
シンゴがビビってんだろ」
強がって言ったものの
シンゴの言った通り
ビビってる!
「オレ、余裕余裕!」
シンゴ、楽しそうでいいよな
オレ帰りて~
遊園地って言い出したのは
オレだった・・・
ユキと一緒なら
大丈夫、大丈夫。
足どりは重く
皆の後をついて歩いていた。