いつまでも・・・

ユキの笑い声が聞こえる。


夏休みの間に

もっとオレのこと
アピールしね~と。



マイの部屋の前を

行ったり来たり
行ったり来たり。




いきなりマイの部屋のドアが開き

ユキが出て来た!



うぅ・・・ヤベェ~



ユキは笑顔でオレを見ている。




「タクミ先輩
コンビ二行きますけど
何か買ってきましょうか?」




「オレも一緒に行ってもいいか?」



思わず

言ってしまった・・・




「はい」



ヨッシャァァア~!!!




「お兄ちゃんも行くわけ!?」




「別にいいだろ」




「じゃ~お兄ちゃんの
おごりだから!」




「仕方ねぇ~な」



三人でコンビ二に行くことに。




マイのチャリの後に
ユキが乗り


その後からオレが


ユキの髪が風でなびく

ユキの横顔を見ているだけで



ドキドキしていた。



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