いつまでも・・・

「タクミ先輩
のど渇きません?

私、買って来ます」



「オレが買いに行くよ」



「私も行きます」



二人で自販機に行き



「ユキ、何がいい?」



「オレンジがいいです。
タクミ先輩、半分しません」



えっ?


マジで!??


半分?



「おぅ」



オレンジの
ペットボトルを買って
ユキに渡す。



「いただきま~す」



ユキがペットボトルに
口をつけ飲んでいる。



ドキドキ、胸が高鳴る。



「はい、タクミ先輩」



「あぁ」



オレはドキドキしながら
ペットボトルに口をつけた。


ユキは微笑んでオレを見ている


オレは照れてしまった。


シンゴとマイは
何処に行ったか分からなくなり


ユキと二人、歩き出した。



「ユキ、お化け屋敷行こう」



「お化け屋敷ですか?
怖いな・・・」



不安そうなユキの顔


余裕なオレ!!


逆転だな!!



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