いつまでも・・・

その日の晩

オレはナナミに


「ナナミ、終わりにしよう
勝手なこと言ってるのは
分かってる、ゴメンナな・・・」



いまさっきまで
笑ってたナナミの目から

涙が溢れ落ちる。



「・・・分かった
タクミ、好きな人いるもんね

楽しかったよ
タクミ、じゃ~ね」



ナナミ、ゴメンナな
マジでゴメン。

傷つけてしまって・・・



ナナミが帰った後
オレは携帯を持ち迷っていた。

ユキの声が聞きたい!

ユキと喋りたい!



でもよ~

ユキから言われた

(大嫌い)が


忘れられなくて怖いんだよ。


怖くて

掛ける勇気がないんだよ。


携帯をテーブルに置き


ベッドに横たわる

どうしても
ユキのことを考えてしまい

どうにかなっちまいそうで
苦しかった。


前みたいに戻りて~し
一緒に笑いたい


もう無理なのか?


明後日はクリスマス


ユキ


お前は

タイキと過ごすんだろ?



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