いつまでも・・・
♪♪♪
サユリからだ。
「タクミの携帯
久々掛けるんだけど」
「どうした?
何かあったか」
「何かないと掛けたら
いけないわけ!」
「まぁ~いいけどな
久々だったんで
何かあったのかと思ってさ」
サユリとは
連絡取ってなかったし
学校で会っても
喋ってなかったしな。
「女、出来たわけ?」
「振られたよ」
「私と別れた罰だよ!
クリスマス予定入ってんの?」
「入ってね~よ」
一人で淋しく過ごすんだよ。
「だったら皆で
パーティーするけど
タクミも来てよ」
「考えとくよ」
携帯を切り
オレは
クリスマスプレゼントを買いに
ジュエリーショップに向かった。