いつまでも・・・
別にそれほど気にもせず
ユキからのメールを見ていた。
嬉しくて
何度も、何度も
読み直していた。
しばらくして
ミヅキからメールが
《大晦日、皆で年越ししよう
場所はカイトの家
カイトの家知ってるよね?
強制だから、いいね!》
強制って
ミヅキ、相変わらず
勝手に決めやがって!
カイトの家、確か~
タイキんちの近くだったよな?
ベッドに入り
観覧車でユキと
キスしたことを思い出していた。
あの時に戻りて~
ユキとキスして~し
そういえば
今さっきの夢
オレ、誰かと
キスしてたんだよな。
ユキは、タイキと
うまくやってんのか?
気になる!
マイに聞けば分かる
ことなのに
聞きにくいんだよ
妹だから!
変に勘ぐってきそうで
マイは
オレがユキに惚れていることは
まだ知らないしな。
シンゴには、マイには
絶対言うなとは堅く
言っておいたから
大丈夫なんだけど
マイが知ったら
何だかんだ言われそうだからな。